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『ファイアーエムブレム』は、島田ひろかずによる日本の漫画作品である。 == 概要 == 任天堂より1990年にファミリーコンピュータ用ゲームソフトとして発売された『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』の、最初〔「任天堂公式ガイドブック ファイアーエムブレム紋章の謎」のFEインタビュー、P139「リンダには宿命性を感じます 島田ひろかず」より。〕の漫画化作品で、『暗黒竜』のゲーム開始前から『暗黒竜』のエンディングまで描いている。『暗黒竜』時代より連載されていたFE漫画の長編3作(佐野&わたなべ版、箱田版)の中で唯一完結した作品でもある。 1991年8月23日発売〔「島田ひろかずさんのページ」HP、島田ひろかずさんの全作品リストより。アダルト作品が展示されている為、リンクは不可。〕〔「島田ひろかずさんのページ」のトップに「このページの画像は島田センセイと学習研究社の許可を得て掲示しています」という記述あり。〕の『ファミリーコンピュータMagazine』18号から連載を開始し、1992年3月5日発売〔〔の同誌1992年6号を以って連載を終了した。 1992年6月20日に、『コミックマスターEX』 Vol.1において、「グルニア異聞」を発表。1993年4月3日にJICC出版局から、これらの作品を纏めた単行本が発行された。1994年の『ファイアーエムブレム 紋章の謎』の発売前に連載が終了しているため、作中の設定は『暗黒竜』に準じている。ゲーム雑誌での連載だった上に、各1話につき、表紙合わせて16ページしかなかったため、著者独自のオリジナル要素も含まれていたり、削除された要素も存在する。 作品を描く事になったのは、著者の推測で、徳間書店インターメディア・黒井に作品の「ファイアーエムブレムにハマっています!」と言う年賀状を送ったのが切っ掛けであるという〔単行本「あとがき これもすべてはリンダちゃんの愛 島田ひろかず」より。〕。作品の出版社が異なっているが、この経緯に関しては、単行本の後書きで『ファミマガ』の連載後に『コミックマスター』から依頼があったという記述がある程度で、あとは徳間書店インターメディア・黒井、ホビージャパン・金子、JICC出版局の井上らに対して感謝の言葉を述べている。この作品を執筆するにあたり、「FEコミカライズ作品を描かせていただきます」と恐れ多い心境であったり、「FEのイメージを損なわないように」と言うプレッシャーはあったが、「大好きな作品だったので燃えた」と語っている。ミシェイルは「『暗黒竜』ではボスキャラクターであるが、今作品のストーリーを製作するにあたって、バックボーンを辿って行くと創作意欲が湧くキャラクターだったのでアレンジを入れたキャラクターだった」と語っている。 帯宣伝のキャッチコピーは「蹂躙された祖国を巡って 若き王子の冒険が始まる」。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイアーエムブレム (島田ひろかず)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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